1日にオルセーで行われたコンサート。招待客しか入れない特別なもので、なんとか大使やら、どっかの社長やら、、とにかく偉いお方がいっぱい来られてたようなんです。
当日、マコト君が主催者の方に電話してわたしが一緒に行く旨を伝えると、なんとも困った様子・・。前日までに連絡をしてない人は中に入ることができないんだとか・・・
でも、なんとか入れるように特別な方法を考えてくださいました。
その方法とは、、
1、オルセー美術館の正面入り口から、観光客として中に入る。
2、しばし、見学している。
3、主催者の方がわたしに電話をしてくれる。
4、今どこにいるかを伝える。
5、迎えに来てもらい、特別な出口から会場へ連れて行ってもらう。
こんな感じ。「4時半過ぎに電話しますので、絵でも見ててくださいね~。マコト氏とは15分
くらい離れ離れになってしまいますがすぐにお連れしますから~。」って言われたんです。でも、1つ問題が・・わたし、プリペードカード式の携帯を持っているんだけど、そのお金が1,5ユーロ分しか残ってない!ドイツ国外に出ると、電話を受けるだけでお金がかかってしまうため、もしかしたらもう通話ができなくなるかもーー!!困ったー!!
そんなわけで、もしものことを考えて、「
5時半を過ぎても連絡がない場合、さっき別れた場所に集合ね!」とマコト君と約束をしておきました。
4時過ぎ、マコト君は
裏口から、わたしは
正面からオルセー美術館に入る。
初オルセーなので、しかも一人なのでドキドキ。いつ電話が来るのか分からないので携帯を手に持ってしばし絵を見て回る。
地上階のものは全部見た。
マネもモネも見た。
あー電話が来ない、もう5時過ぎてるんだけど・・・4時半過ぎって言ったじゃーん・・
待てど暮らせど電話はかかってこなかったんです。。そして、もしものために決めたマコト君との約束の時間、5時半も過ぎました。
はぁ・・どうしよう・・もう出ようかな・・でも出たらもう入れないしな・・
そして、5時45分
マコト君を信じて外に出ました。そして裏口へ。
・ ・・誰もいないよー。寒いよー。助けてー。
マコト君にSMS(携帯同士のメール)を送ってみるも返事はないし、もう携帯のお金もないし、あ~もう入れないのかな・・
っと半泣き状態で、あきらめかけてたその時!!
一人の日本人男性が「○○さんですか?←わたしの名前」って迎えに来てくれたんです~。
あ~良かった。凍え死ぬかと思った。やっとこさ中に入れてもらえ、マコト君に会えたのです。15分だけ離れ離れになってしまいますが・・と言われたけど、結局
2時間も離れ離れになりましたわ。トホホ・・・。
おかげで、一人でオルセー美術館に行くなんて貴重な体験ができました・・・。